(記者)
中日新聞です。今年もよろしくお願いします。2点ありますが、まず1点お伺いさせていただきます。先ほど自民党の城内代議士に、頭をお下げになられたというお話がありましたが、どういったお話を知事側からされてですね。また、城内先生の方からどういった反応が返ってきたのかということを教えてください。
(記者)
はい、とにかく挨拶に行きましたらば、自民党県連の会長代行だったというふうに承知しておりまして。まあだけど、その県連全体の会長ではないということでまあ県連会長として、お話を承ることができないとおっしゃいました。で、一方で、今回のことについては猛省してほしいと。そしてまた、猛省したことは必ず態度で表してくださいということでですね、短い、ほとんど立ち話のようなものでございましたので、城内さんに言われるとおりだというふうにあの思った次第でございます。私自身は猛省していると、もう二度とですね、こういう県内の人々を分断するようなことはしないということを申し上げたと思います。
(記者)
ありがとうございます。ちょっと2点目の質問とからめてお伺いしたいんですが、次の参院選については、動かざること山の如しだということで、そこの真意をお伺いしたいのですが、応援された山ア参院議員については、女性との不適切な関係があって、それを受けて、もう応援することはないっていうことを公言されていますが、知事がもう動かないというふうにおっしゃられているのは、その事を引きずっているからなのか、もしくは対立を招いてしまうからなのか、それはどちらなんでしょうか?
(知事)
まず誤解があります。私はその報道がなされる前にですね、山アさんが当選の挨拶に来られたのは多分翌日ではなかったかと思います。選挙の翌日ではなかったかと思いますけど、もうその時に、もうひとり立ちされましたので、わたくしはもう今後は応援することはありませんと。これは今度は国で、県民の代表として働かれるわけですね。前回の選挙の時には、これはいうまでもなく、知事選の相手候補が県民の県出身の方だったので、そこの補選だったので、こう連動しているということで応援をしたわけですが、衆議院はそれと重なったので勢いでこう応援したということですね。まあですから、そういう問題報道があったからというのは違います。で、そういうことでですね、分断を招いたということは、これは公人としてはやってはいけないことだから、これはしないというのが2つ目の質問に対する答えです。
(記者)
共同通信です。今年もよろしくお願いします。年末年始の過ごし方の件で、確か一年前のですが、一昨年の年末には当時の菅総理に直筆のお手紙を投函したなと思ったんですけども、今年は岸田首相に、なにかお手紙を投函したりとかしなかったでしょうか
(知事)
していません。
(記者)
それは?なんか理由とかおありですか。
(知事)
前回はですね。その前に安倍元総理に、お目にかかっているんですね。リニア問題でお目にかかってるわけです。で、その時に安倍さんが言われたのは、もう自分は意思決定者じゃないからとおっしゃっていたことがあります。それから菅さんの学歴についてですね、私が夜学に通われているというふうに言った、これは間違ってたわけですね。そうした間違ったことをベースに言ったので、お詫びかたがた、リニアについてはぜひ安倍さんの話を受けてですね、静岡県民、何しろ、康友さんとは親友だというふうに聞いておりますのでですね。非常に心配している事柄であるので、その件についてご配慮いただきたいと言う旨を記したと思います。
(記者)
ありがとうございます。静岡第一テレビです。今年もよろしくお願いします。知事冒頭の挨拶の中で検査体制とかについては5波の経験を勝る形でしたい、来年度予算については感染症専門の施設を作るように進めて行きたいとおっしゃってましたけれども、検査体制などについて具体的にこんな形にして行きたいですとか、その施設についてはどういったものをできるようにしたいとか、今の時点で具体的なビジョンとか、やりたいことっていうのはありますでしょうか?
(知事)
はい、良い質問ですね。今まとめてもらってるわけですが、感染症というのは、今はそれこそ真っ只中ですけれども、一旦収まると、いつ来るかわからないわけですね。ですから、その施設が平時にはどう使うのが良いのかということも併せて考えればならないと。で、有事になりますと、感染症にかかった人たちに対する医療提供体制になりますので、当然、普通の病院ですと感染症の方と一般患者さんとは分けなければなりません。隔離しなくちゃいけないわけですね。そういうことが初めからできてる施設っていうことになりますので、それなりの大きさがいると。ベッドがそこに並ぶとかですね、検査機器が並ぶとか、検査ができるとか、すぐ近くにしかるべき病院もあるとか、また検査機関もあるとか。検査機関というのは国のレベルのです。今静岡県では、国立感染症研究所に匹敵するですね、遺伝子分析のできる力のある国立遺伝学研究所があります。そしてまた環境衛生研究所(正しくは、「環境衛生科学研究所」。)というのも藤枝にあります。ですから、こうしたものが連携しながらですね、検査体制はなんといってもいの1番にしなくちゃいけないと。検査をしなければ対処が出てきませんので、誰がどういう形でどういうものにかかっているんだってことが即わからないといけないと。これはですね、時間を争うものでありますから、県内でしっかり整えなくちゃいけないと。じゃあ平時にどうするかっていうことについてですね、少なくともそこで研修をするとか、相談に乗るとかですね、そうしたことを、また人材の育成とかですね、そういうことは大まかには考えられておりますけれども、具体的にそこの場所が、例えばかなり広い体育館のような形で使えるなら、健康施設として使えるということもあるのでですね、今の事務局の方で具体的な場所を念頭に置きながら、平時の使い方と有事の使い方、両方向に生かせるような形での施設というふうに考えております。 |